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「ようやくここまで」大阪万博閣議了承 整ったオールジャパン 

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「ようやくここまで」大阪万博閣議了承 整ったオールジャパン 

 「ようやくここまで来ることができたことを、喜ばしく感じている」。政府が11日、2025年国際博覧会大阪誘致を閣議了解したことを受け、誘致を推進してきた大阪府の松井一郎知事はこうコメントした。

 松井知事が昭和45年に続く2度目の「大阪万博」誘致構想を打ち出したのは平成26年8月。有識者会議を立ち上げ、大阪市の人工島「夢(ゆめ)洲(しま)」をメーン会場とする基本構想を練り上げた。

 当初は多額の費用負担が見込まれることなどを理由に、地元財界などには慎重意見が根強かったが、昨年9月、安倍晋三首相が万博誘致について「しっかり検討を進める」と表明。議論は一気に加速した。

 同12月にスタートした国の有識者検討会には、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授らが参加。先月には経団連の榊原定征会長をトップとする誘致委員会が発足し、お笑いコンビ「ダウンタウン」をアンバサダーに迎えるなど「オールジャパン」の態勢が整った。

 今後は博覧会国際事務局(BIE、本部パリ)への立候補届け出を経て、本格的な誘致レースに突入する。2025年万博には、すでにパリを主会場とするフランスが立候補しているほか、ロシアにも誘致に向けた動きがある。

 万博開催地はBIE加盟約170カ国の投票で決まるため、海外でのプロモーション活動がカギを握る。政府はすでに閣僚の外遊時などに誘致をアピール。今月8日には松井知事ら誘致委メンバーが、大阪市内で東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の経済相と会い、協力を要請した。

 ただ、誘致レースの行方は「まったく見通せない」(府幹部)状況だ。榊原氏は11日、閣議了解を受けて発表したコメントで「決意と覚悟を持ち、全力で誘致に取り組む」と意気込みを示した。

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