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【浅田真央引退表明】「よく頑張ったね」愛知の行きつけ店主ら

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【浅田真央引退表明】
「よく頑張ったね」愛知の行きつけ店主ら

 「よく頑張ったね、お疲れさま」。現役引退を決めたフィギュアスケートの浅田真央選手(26)が子どものころから通った名古屋市の定食屋「互楽亭」の店主、井上一夫さん(70)はねぎらった。

 店は浅田選手が練習に励んだスケート場の近くにある。浅田選手は小学5年生の時から母親と姉の3人で訪れるようになり、いつも笑顔で「おじさん、チャーハンください」と注文。中学に進学すると週に3日ほど1人で来店していた。井上さんは「練習前に黙々と食べエネルギーを蓄えるようだった」と振り返る。

 思い出深いのは2010年春、浅田選手が立ち寄ったときの姿だ。同年2月のバンクーバー五輪で自己最高点を記録しながら、キム・ヨナさん(韓国)に敗れた。食べ終わって「銀メダルは悔しい」と表情を曇らせていた。

 中学卒業後、訪れる回数は減ったが、店は07年にテレビで紹介され、ファンが訪れるようになり「真央ちゃんチャーハン」と名前を変えた。「五輪で演技を見ることができないのは残念だが、今度はゆっくり食事しに来てほしい」と語った。

 また中学時代からバンクーバー五輪のころまで、2週間に1度は母親と来ていたという豊田市のうなぎ店「今勝」の男性経営者(68)は「(引退は)誰もが通る道で仕方がない。けがをしたこともあり、本人にしか分からない思いがあったのでしょう」とおもんぱかっていた。

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