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京大院生が国産シラカバを使った珍しいギターを試作

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京大院生が国産シラカバを使った珍しいギターを試作

北海道産シラカバを使い、試作したソリッドギターを披露する京都大大学院博士課程の前川遥樹さん(左)=10日午後4時40分ごろ、京都市左京区の京大(西川博明撮影) 北海道産シラカバを使い、試作したソリッドギターを披露する京都大大学院博士課程の前川遥樹さん(左)=10日午後4時40分ごろ、京都市左京区の京大(西川博明撮影)

 ギターに合う木材を研究している京都大大学院生の前川遥樹さん(26)が、北海道産のシラカバなど国産木材を使った珍しいギターを試作した。これまでギターの素材に使われてきたマホガニーなどの木材がワシントン条約の規制対象となったことから、代替材を調査していた。

 前川さんは農学研究科博士課程(森林科学)に在籍。代替材を調べたところ、シラカバは音響特性がギターに使われてきた木材のハードメイプルに近く、熱処理すれば音の伸びも改善する可能性があることを発見。福岡市で3月に開催された日本木材学会大会で成果を発表した。

 試作したギターは全長約1メートル、重さ約4キロ。前川さんは「出来栄えは期待以上で、メリハリがある音色が出る。今後、ギターの代替材として使える」と話している。

 試作ギターの試奏会が22日午後3時、大阪市中央区東心斎橋のライブバー「コンテ・ローゼ」((電)06・6245・9390)で開かれ、プロギタリストの山口武さんが演奏する。

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