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【ビジネスの裏側】おそ松、ベルばら、黒子のバスケ…アニメ・マンガの集客力 苦境の百貨店に光

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【ビジネスの裏側】
おそ松、ベルばら、黒子のバスケ…アニメ・マンガの集客力 苦境の百貨店に光

「おそ松さん」とサンリオキャラクターのコラボレーショングッズを手に取るファン=大阪市阿倍野区の近鉄百貨店本店 「おそ松さん」とサンリオキャラクターのコラボレーショングッズを手に取るファン=大阪市阿倍野区の近鉄百貨店本店

アニメは2兆円市場へ

 日本動画協会の「アニメ産業リポート2016」によると、関連グッズの販売なども含めたアニメ産業市場規模は昨年、1兆8255億円。3年連続で最高額を更新しており、2兆円市場に迫る。

 この勢いは百貨店での物販に顕著に現れている。例えば、今年1月に大丸梅田店(北区)で開催されたマンガ「黒子のバスケ」の展示会では、初日に約1800人が列をなし、グッズの売り上げは目標の約1・7倍を記録した。

 近鉄百貨店本店で3月上旬に開催された「ハイキュー」のアニメ版の原画展でも、女性を中心に1万2千人が訪れ、グッズ購買率は100%を記録。売り上げも目標の2倍、4千万円に及んだ。

 各百貨店は「マンガ、アニメをきっかけに、店内の買い回りに目を向けてほしい」と期待をかけている。平成28年の全国百貨店年間売上高は前年比2・9%減の5兆9780億円。36年ぶりに6兆円を割り込んだ。訪日外国人による爆買いを除けば、低調で縮小に歯止めがかかっていないだけに危機感は強い。

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