産経WEST

確定申告書87件が不明 金沢国税局、JAで手続き

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


確定申告書87件が不明 金沢国税局、JAで手続き

 金沢国税局は10日、所管する武生税務署(福井県越前市)で、平成28年分の所得税などの確定申告書87件が所在不明になっていると発表した。同国税局によると、所在不明になっているのは、いずれもJA越前たけふ(同市)の2支店が組合員ら87人に提出を依頼され、代理作成した申告書だった。

 JA越前たけふの冨田隆代表理事組合長は「提出しており、必要であれば証明も行う」と主張。金沢国税局の長谷川清彦国税広報広聴室長は「税務署の防犯カメラや職員の聞き取りから、申告書を収受していないと認識している」と説明した。

 同国税局によると、JAや自治体では臨時に税務書類作成の許可を受けた職員が、納税者の依頼を受けて申告書を税務署に代理提出できる。

 JA越前たけふで手続きした男性が、その後武生税務署に訂正を申告。同税務署が申告書を確認しようとしたところ、3月29日、所在不明が判明した。JA越前たけふは14日ごろに提出したとしているが、同国税局は受領した記録はないという。納税者が不利益を受けないよう、申告書を再作成するなどして手続きを進める。

「産経WEST」のランキング