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【姫路こども園定員超過】姫路市が2年間監査せず…原則年1回以上「人的余裕なかった」

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【姫路こども園定員超過】
姫路市が2年間監査せず…原則年1回以上「人的余裕なかった」

 兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が定員を超過した園児を受け入れるなどして認定を取り消された問題で、姫路市が「原則年1回以上」と定められた監査を約2年間行っていなかったことが7日、市への取材で分かった。市は「他の施設の監査と重なり、人的な余裕がなかった」としている。

 国は認可外保育施設から移行した認定こども園について、原則年1回以上、職員数や定員などの監査を実施するよう通知。同園は平成27年3月に移行し、28年1月には不正を指摘する情報提供もあったが、市は今年2月2日まで一度も監査していなかった。

 同日の監査で不審な点があったため、市は同23日と3月13日、県と合同で抜き打ちの特別監査を実施。移行当時から定員を大幅に上回る園児が在籍していたほか、給食の過少提供などの問題が相次いで発覚した。

 市は他の同様の施設についても今年1月まで約2年間、監査を行っていなかったが、「通知には例外規定もあり、違反しているとの認識はなかった」と釈明している。

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