産経WEST

大阪・十三で鯨肉の“焼き肉店”オープン、水産会社が直営…年内にも2号店

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


大阪・十三で鯨肉の“焼き肉店”オープン、水産会社が直営…年内にも2号店

「くじらや」で提供される鯨肉の焼き肉=大阪市 「くじらや」で提供される鯨肉の焼き肉=大阪市

 大阪の水産加工会社が、全国でも珍しい鯨肉の焼き肉店をオープンさせた。国際的な捕鯨規制などの影響で国内消費が大きく落ち込む中、刺し身や鍋などさまざまな食べ方も提案して発信に力を入れる。

 赤身はマグロと牛肉の中間くらいの味-。大阪市淀川区の阪急電鉄十三駅前に昨秋開業した「くじらや」は低カロリー、低脂質をうたい、舌などの希少部位も提供する。来店した60代男性は「子どもの頃の食卓や給食に出ていた味で懐かしい」と満足げ。40代の会社員女性も「部位によって味や歯ごたえが違う。肌にいいイメージもある」と気に入った様子だ。

 1960年代に年間20万トン程度あった鯨肉の国内消費量は、輸入自由化で値下がりした牛肉などに市場を奪われたこともあり、数千トンにまで減少。スーパーや百貨店も「捕鯨の是非を巡る論争が長期化する中で、多くが取引を手控えている」(関係者)という。

 くじらやを運営する「守破理」(大阪市)は鯨肉製品を製造・加工する水産会社。藤本茂営業部長は直営店の狙いについて「鯨肉の卸売業者が減り、飲食店に食べ方の提案をすることも難しくなっている。本来のおいしさを直接発信して食文化を守りたい」と強調し、年内に2号店を出店する計画だ。

このニュースの写真

  • 大阪・十三で鯨肉の“焼き肉店”オープン、水産会社が直営…年内にも2号店
  • 大阪・十三で鯨肉の“焼き肉店”オープン、水産会社が直営…年内にも2号店

「産経WEST」のランキング