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琵琶湖再生目指し、滋賀県が保全再生計画を策定

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琵琶湖再生目指し、滋賀県が保全再生計画を策定

琵琶湖(本社ヘリから)  琵琶湖(本社ヘリから) 

 琵琶湖の環境改善を図るため、滋賀県は3日、琵琶湖保全再生法に基づく「琵琶湖保全再生計画」を先月30日付で策定したと発表した。計画に基づき、県は近く国に対し、琵琶湖の保全再生に特化した予算や制度の新設や充実を要望する方針。

 計画期間は、今年度から4年間。琵琶湖の重要性や保全再生の必要性に対する国民の幅広い「共感」▽琵琶湖の保全とさまざまな産業活動との「共存」▽将来にわたる琵琶湖の価値の「共有」-の3つの視点から定めている。

 水質汚濁の防止や生態系の保全などの課題に対し、それぞれ持続的な汚水処理システムの構築や外来動植物による被害防止、水草の除去など具体的な対策を盛り込んでいる。

 さらに、琵琶湖の価値を「いかす」取り組みとして、湖上スポーツやビワイチなどと連動した観光振興や湖上交通の活性化などを提案している。

 平成27年9月に同法が国会で成立したことを受け、国が昨年4月に琵琶湖の保全再生のための基本方針を策定。計画は方針に沿う形で、対応を具体化している。

 琵琶湖をめぐっては、生態系に影響を及ぼす外来水生植物「オオバナミズキンバイ」の繁茂など多くの課題が山積。県のみでは対応が厳しい状況にあるといい、三日月大造知事はこの日の記者会見で計画に関し「国からさらなる支援を得るためのツールにしていきたい」と述べた。

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