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【経済裏読み】韓国の空港でゴミ捨て続ける中国人観光客 THAAD禍で航空各社は中国路線を相次ぎ減便…政府はそれでも中国頼みか

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【経済裏読み】
韓国の空港でゴミ捨て続ける中国人観光客 THAAD禍で航空各社は中国路線を相次ぎ減便…政府はそれでも中国頼みか

3月16日、ソウルの繁華街・明洞では、中国語表示の看板が目立つものの、中国人団体観光客は姿を消していた 3月16日、ソウルの繁華街・明洞では、中国語表示の看板が目立つものの、中国人団体観光客は姿を消していた

 米軍による高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に対する中国の報復で訪韓中国人客が激減していることを受け、大韓航空やアシアナ航空など韓国の航空各社が中国路線の減便を決定した。韓国の航空業界をめぐっては、年間航空旅客数が昨年初めて1億人を超えるなど景気のいい話が続いていたが、“上客”である中国人を呼び込む交通アクセスが減ればその雲行きも怪しくなる。一方で韓国国内の空港では、中国人が購入した免税品の箱や包装紙がところ構わず捨てられる問題も起きているという。便も減ったのを機に「もう中国人は来なくていい」という機運にはならないのだろうか。

大韓航空は中国路線の6・5%規模の減便

 3月15日、朝鮮日報や中央日報(いずれも日本語電子版)など韓国メディアがいっせいに、THAAD配備を受けた中国の訪韓旅行客禁止の余波で韓国の航空業界が減便を決めたと報じた。

 中央日報によれば、大韓航空は3月16日から4月23日まで中国8路線で79便を減らすとしている。この期間の大韓航空の中国路線定期便1200便の6・5%規模だという。仁川(インチョン)-合肥(16便)、仁川-大連(16便)、仁川-北京(14便)が最も多く減便され、ほかにも釜山-上海(6便)、仁川-南寧(5便)、清州(チョンジュ)-杭州(8便)、仁川-済南(7便)、釜山-南京(7便)の路線も便数を減らす。

 また朝鮮日報によると、アシアナ航空も3月15日から4月30日まで12路線で90往復を減便するという。仁川-大連(16便)、仁川-桂林(21便)、釜山-北京(16便)のほか、仁川-済南、清州-北京、務安-北京は全便の運航を取りやめるとしている。

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