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【山陽の議論】天皇陛下の実姉が園長、岡山の動物園が存亡の危機…市民ら公営化求めるも市は困惑

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【山陽の議論】
天皇陛下の実姉が園長、岡山の動物園が存亡の危機…市民ら公営化求めるも市は困惑

看板が長い歴史を感じさせる池田動物園=岡山市北区 看板が長い歴史を感じさせる池田動物園=岡山市北区

 天皇陛下の実姉、池田厚子さん(86)が園長を務める岡山市北区の「池田動物園」が存亡の危機にある。戦後間もなく創設され、市民の身近な憩いの場として愛されてきた民間の動物園だが、開園64年を経て施設は老朽化。入園者の減少で赤字体質が続き、2億円以上に上る累積赤字を厚子さんらが私財で負担するという厳しい現状だ。見かねた市民らが公営化による経営の安定を求めて署名活動を展開し、6万人以上の署名を市に提出したが、突然の要望に市も戸惑いを隠せない。伝統の園は存続できるのか。(薬師寺大輔)

旧岡山藩主・池田家と皇室に由来

 池田動物園は、昭和28年に前身の「池田産業動物園」が旧岡山藩主池田家の16代目当主、池田隆政氏(平成24年死去)によって創設され、37年から現在の「株式会社池田動物園」となった。

 日本動物園水族館協会(東京都)によると、加盟する89動物園のうち大半の71園は公営。民営はわずか18園で、うち同園や和歌山県のアドベンチャーワールド、埼玉県の東武動物公園など15園が株式会社という。

 昭和天皇の第四皇女である池田厚子さんは、動物園開園前の27年に隆政氏と結婚し、岡山市民に。厚子さんの岡山入りの際は新婚の夫妻を祝うパレードも行われ、市民が大歓声で迎えた。

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