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【衝撃事件の核心】
「盗撮する気や」狙われるチアリーダー 居眠り装う男…捜査員はカメラの「赤いランプ」を見逃さなかった
営業の外回りにかこつけて
「2~3年前にチアリーダーの盗撮ビデオを買って見て以来、やみつきになった」。府警の調べに対し、男はこう供述した。
普段、仕事では営業担当をしているといい、主に外回りの最中に野球場などに足を運び、チアリーダーばかりを狙って盗撮していた。「近畿各地だけでなく、関東でも盗撮をした」とも話したという。
男のカメラからは、チアリーダーの尻や太ももばかりが写った動画ファイルが100個以上も発見された。理由は「妻子がいるので自宅のパソコンには保存せず、鑑賞用にカメラに保存していた」からだった。
そもそも捜査の発端は、昨年4月上旬にさかのぼる。大学の応援団長とチアリーダーが府警右京署を訪れ、「チアリーダーに対する盗撮を取り締まってほしい」と要請したのだ。
その前日、同じわかさスタジアム京都でチアリーダーが被害に遭っていたといい、同署を訪れた学生らは「(チアリーダーの)スカートは短いが、華やかに応援するためのもので盗撮されるために着用しているわけではない。取り締まってほしい」と切々と訴えたとされる。
この要請を受けて府警は、同スタジアムでの警戒を強化していた。
だが、チアリーダーにカメラを向けているからといって盗撮しているとは即断できない。応援風景を撮影していただけだと強弁されかねない。
これに対し、府警は今回、男の撮影方法などの状況に加え、男の撮影した映像を丁寧に分析。明らかにわいせつ目的で撮影していたと断定し、立件に踏み切った。
男は京都府迷惑行為防止条例違反容疑で書類送検され、今年2月、罰金30万円の略式命令を受けた。
「土産物に集中していて無防備」狙われる観光地
こうした盗撮は、京都で大きな問題になっている。

