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香川・豊島の産廃撤去完了 計90万トン超 公害調停から17年

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香川・豊島の産廃撤去完了 計90万トン超 公害調停から17年

 大量の産業廃棄物が不法投棄され「ごみの島」と呼ばれた瀬戸内海の豊島(香川県土庄町)で28日、産廃の島外撤去が完了した。県は2000年6月に地元住民と合意した公害調停に基づき、約14年かけて計約90万8千トンの産廃・汚染土壌を搬出した。今年3月末が撤去期限だった。近くの直島(同県直島町)で焼却・溶融する無害化処理も5月末に終える。

 一方、産廃処分地の整地の見通しは立っておらず、地下水の浄化も22年度までかかる予定で、原状回復に課題は残る。 28日午後3時すぎ、最後の産廃を直島に移す運搬船が、処分地近くの桟橋を出航。香川県の浜田恵造知事は現地で「この日を迎えられ感慨無量だ。節目ではあるが、無害化処理を一日も早く終えたい」と述べた。

 県は03年から撤去と無害化処理を開始。当初、産廃と汚染土壌の処理総量は計約65万6千トンと推定され、12年度中に事業を終える計画だったが、地中の掘削が進む過程で想定外の産廃が相次いで見つかった。

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