産経WEST

山口組元幹部に懲役6年、7度目審理で初の有罪 銃刀法違反差し戻し審

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


山口組元幹部に懲役6年、7度目審理で初の有罪 銃刀法違反差し戻し審

 大阪市内で平成9年、配下の組員に拳銃を持たせたとして、銃刀法違反(共同所持)の罪に問われた指定暴力団山口組の元最高幹部、滝沢孝被告(79)の2度目の差し戻し審判決が24日、大阪地裁で開かれた。芦高源裁判長は「組員の拳銃所持を認識していた」として懲役6年(求刑懲役10年)を言い渡した。13年9月の起訴から15年半を経て、今回の7度目の審理で初めて有罪とされた。

 滝沢被告はこれまで大阪地・高裁で3度の無罪判決を受けたが、破棄、差し戻しが最高裁で2度にわたって確定する異例の経過をたどっていた。

 公判では組員の拳銃所持を滝沢被告が認識していたかどうかが争点。滝沢被告は一貫して「共謀はない」と主張していた。

 判決理由で芦高裁判長は「当時は発砲事件が連日のように発生し、対立組織との抗争が激化していた」と指摘。「緊迫した情勢の中、被告は警護役の組員がいつでも発射できる状態で拳銃を所持して警戒していたことを認識していた」と結論づけた。

 弁護側は「組員の拳銃所持や共謀を示す客観的証拠はない」と反論していた。

 差し戻し前の1、2審は共謀を認めず無罪と判断。

続きを読む

「産経WEST」のランキング