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日中韓のワールド碁チャンピオンシップ 井山、AIに敗北 3戦全敗で最下位

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日中韓のワールド碁チャンピオンシップ 井山、AIに敗北 3戦全敗で最下位

ワールド碁チャンピオンシップ3日目で、井山裕太十段(右)は国内最強AI「Deep Zen Go」と対戦。初勝利を目指す=23日午前、大阪市北区の日本棋院関西総本部 ワールド碁チャンピオンシップ3日目で、井山裕太十段(右)は国内最強AI「Deep Zen Go」と対戦。初勝利を目指す=23日午前、大阪市北区の日本棋院関西総本部

 日中韓の囲碁トップ棋士と人工知能(AI)の4者が総当たりで戦う「ワールド碁チャンピオンシップ」(WGC)は23日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で3日目の対局が行われ、日本代表の井山裕太十段(27)=六冠=は国内最強の囲碁AI「Deep Zen Go」に敗れ、3戦全敗で最下位に終わった。一方、優勝決定戦は韓国代表の朴(パク)廷桓(ジョンファン)九段(24)が中国代表の●(=くさかんむりの縦棒に挟まれた一を縦棒にし下に牛のノを取る)(み)●(=日の下に立)廷(いくてい)九段(21)を下し、3戦全勝で優勝を決めた。優勝賞金は3千万円。

 ともに2連敗で迎えたこの日、井山十段は巧みな打ち回しでペースをつかんだが、Zenが巻き返してリードを奪い、そのまま押し切った。3日間を振り返り、井山十段は「不甲斐ない結果に終わり残念だが、これが今の自分の実力。チャンスをつかんだときに確実に生かさないと世界では勝てない。この経験を次に生かしたい」と語った。

 Zen開発チーム代表の加藤英樹さんは「予想以上にいい内容で、終盤に乱れるという課題がはっきりしたのも収穫だった」。

 優勝した朴九段は「3局とも中盤まで悪かったが、あきらめずに打ったことが勝ちにつながった。今回はZenに勝ったがAIには恐怖を感じる」と話した。

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