産経WEST

【田淵幸一物語・第2部(18)】60打席目のOP戦第1号 ベース一周の距離が「長かったです」とのコメント残す

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【田淵幸一物語・第2部(18)】
60打席目のOP戦第1号 ベース一周の距離が「長かったです」とのコメント残す

実に60打席目でプロ1号。藤田(6)や若生(左端)に出迎えられる田淵。当時の紙面より 実に60打席目でプロ1号。藤田(6)や若生(左端)に出迎えられる田淵。当時の紙面より

前のニュース

 法大時代の田淵をよく知るファンが大勢やって来た3月26日の東京球場。ロッテとのオープン戦「六番・捕手」で先発出場した田淵から「一発」の出る気配はなかった。

 「大学時代の方がもっと大きく、ゆったりと構えていた」。スタンドのファンのため息が大きくなるばかり。

プロ第1号は外角高めのストレート

 第1打席、先発成田の外角低めのスライダーをバットの先っぽに当てて浅い中飛。第2打席、内角低めに落ちるフォークボールを空振り三振。第3打席、2番手妻島(ぶすじま)にも内角を攻められ三ゴロ。そして迎えた第4打席-。

 九回、妻島の初球、外角高めへのストレートを田淵のバットは捕らえた。打球は快音を発して左中間スタンドの最上段へライナーで飛び込んだ。オープン戦60打席目に出た「プロ第1号」だ。

 打球の行方を確かめ、ゆっくりとバットを置き、走り始めた田淵を何故かマウンドの妻島も守っているロッテナインも笑顔で見送っている。

 「外角のストレート…。長かったです」

 --ホームランが出るまで?

 「いや、違います。ホームランを打ってベースを一周する距離がです。こんな気持ちでベースを回ったのは初めてです。センターフライや三振のときスタンドから浴びせられた野次なんか耳にビンビン響いたのに、ホームランの時は頭が真っ白で、まだ二塁ベースか、ホームベースはまだか-って気持ちでした」

続きを読む

田淵幸一物語のニュース

このニュースの写真

  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督
  • 【田淵幸一物語(1)】「田淵はミスターTではない」と断言した村山監督

「産経WEST」のランキング