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名古屋城、コンクリ天守閣から木造へ 全国初、名古屋市議会予算を可決へ

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名古屋城、コンクリ天守閣から木造へ 全国初、名古屋市議会予算を可決へ

 名古屋城の木造化イメージ図(名古屋市提供)  名古屋城の木造化イメージ図(名古屋市提供)

 名古屋市議会の自民党会派は22日、名古屋城天守閣の木造復元に向けた約10億円の補正予算案に条件付きで賛成する方針を決めた。民進党会派なども賛成を決めている。同日開かれる経済水道委員会で可決すれば、23日の本会議で成立する見通し。文化庁によると、コンクリートで戦後に再建された天守閣の木造による建て直しは全国初。

 天守閣木造化は河村たかし市長の目玉施策で、総工費約500億円の大型事業が本格始動する。自民会派は、適正な収支計画の策定を条件としており、同委員会で採択する付帯決議に盛り込む方針。

 市は昨年6月の議会に予算案を提出。完成時期を当初、東京五輪が開催される2020年としたが、議会の理解が得られず22年に修正した。議会からは業者選定や収支見通しに疑問の声が上がり、3度継続審査となっていた。

 1945年の空襲で焼失した天守閣は、59年に鉄骨鉄筋コンクリート造りで再建された。耐震不足が指摘されており、市は「震度6強程度の地震で倒壊する危険性が高い」としている。

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