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愛知の子ども貧困5・9% 製造業盛んで全国平均より大幅低く

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愛知の子ども貧困5・9% 製造業盛んで全国平均より大幅低く

 愛知県が、県内の小中学生と保護者を対象に実施した調査で、県内の「子どもの貧困率」は全国平均(16・3%)より大幅に低い5・9%だったことが21日、分かった。自動車など製造業が盛んで、1人当たりの県民所得が高水準にあることが関連したとみられる。

 ただ、ひとり親家庭では52・9%に達しており、県は「深刻な状況」として無料学習塾などの支援に取り組む方針。

 子どもの貧困率は平均的な可処分所得の半分(2012年は122万円)を下回る世帯の子どもの割合。県は昨年12月、小学1年と5年、中学2年の児童、生徒と保護者計3万3600人を無作為抽出して調査、約2万3800人が回答した。約30%が暮らしを「苦しい」と回答。この1年に買えなかった経験のあるものは食料が約10%、衣料が16~18%だった。

 母子、父子家庭などへの調査も行い約1500世帯が回答。母子世帯の年収は100万~150万円未満の割合が17・1%で最も多く、全体の70・8%が暮らしを「苦しい」と回答。父子世帯は400万~500万円未満が約15%と最多で「苦しい」は58・8%だった。

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