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シャープ旧本社ビル解体へ 「第二の創業の地」買い戻しできず 大阪市阿倍野区

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シャープ旧本社ビル解体へ 「第二の創業の地」買い戻しできず 大阪市阿倍野区

解体工事が近く始まるシャープの旧本社ビル=21日、大阪市阿倍野区 解体工事が近く始まるシャープの旧本社ビル=21日、大阪市阿倍野区

 シャープの旧本社ビル(大阪市阿倍野区)の解体工事が近く始まることが21日、分かった。現在の所有者である家具量販大手のニトリ(札幌市)が跡地に大型店舗を建設する。シャープの戴正呉社長は「第二の創業の地」として買い戻しを目指していたが、実現しなかった。

 工事業者が近隣住民らに通知した。解体工事は今月27日から8月31日まで行われる予定で、その後ニトリの店舗が建設される見通し。

 経営危機に陥ったシャープは昨年3月、旧本社ビルをニトリ、隣接する「田辺ビル」をNTT都市開発に売却。昨年7月に本社を堺市の工場に移した。

 その後、シャープの親会社となった台湾の鴻海精密工業から派遣された戴社長は買い戻す考えを表明。田辺ビルは合意したが、旧本社ビルでは交渉が難航していた。

 シャープは大正元年に早川徳次氏が東京で創業。関東大震災で被災したため、同13年に旧本社所在地に移った。

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