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【鹿間孝一のなにわ逍遙】あきれたお役人の「関西弁」

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【鹿間孝一のなにわ逍遙】
あきれたお役人の「関西弁」

経産省が作成した、万博の大阪誘致に関する最終報告書案「関西弁版」(部分) 経産省が作成した、万博の大阪誘致に関する最終報告書案「関西弁版」(部分)

 はて、大阪の人は「ゴチャゴチャ」なんて言葉を使うだろうか?

 文書を読みながら、考え込んでしまった。

 2025年に大阪が誘致を目指す国際博覧会(万博)について、経済産業省が作成した最終報告書案の「関西弁バージョン」である。

 まず万博を〈人類共通のゴチャゴチャを解決する方法を提言する場〉と定義する。

 主なゴチャゴチャを〈例えばやな〉として、テロとか移民排斥、精神疾患などを挙げ、「不適切だ」と批判されて撤回したが、それはさておく。

 それ以前に、これは関西弁なのだろうか。

 わざわざ「試作品」として、〈「関西弁ちゅうのは実際ないけどなあ。あと、こんな言い方せーへんとか、細かいこと言わんといてな。とにかく大目にみてくれると助かるわ〉と断っているから、書いた当人も自信がなかったのだろう。

 〈世界の人々が「もうかりまっか」言うて出会って、たこ焼きを食べながら交流するような場であることも大事や。偏見をほかして、「ぼちぼちでんな」と言い合える仲になる意義もデカいわな〉

 どうも無理があるのだ。想像するに、テレビでよく見る関西出身のお笑い芸人ならこんな話し方をするのでは、と思ったのではないか。

 で、あれこれ単語や言い回しを集めた結果。

 「ドンパチ」「パクリ」に、「ぐわーっ」だの「どばーっ」「ぶわーっ」だの、「セクシーちゃうで、レガシーやで」「バブーちゃうで、タブーやで」「むっちゃむずいわ」…

 書き連ねるのも恥ずかしい。いや、あほらしい。

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