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「みんなのホテル」建設を 障害者も、高齢者も安心して…奈良の福祉事業者「ヒューマンヘリテージ」計画

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「みんなのホテル」建設を 障害者も、高齢者も安心して…奈良の福祉事業者「ヒューマンヘリテージ」計画

「みんなのホテル」計画について職員と話し合う山本善徳さん=奈良市 「みんなのホテル」計画について職員と話し合う山本善徳さん=奈良市

バリアフリーホテルを自らの手で

 介護タクシーを利用した旅行・観光サポートや、「高齢者向けカルチャーセンター」の運営などを手がけているほか、現在取り組んでいるのが「みんなのホテル」プロジェクト。

 「車イスでも使える奈良のホテルを紹介してほしい」という障害者の声を実現するため、「障害のある人が安心できるバリアフリーなホテルを自分で作ろう」と考えた。

 「障害者、高齢者など誰でも快適に過ごせるデザイン」「地域住民と旅行者の交流拠点」「障害者を雇用して仕事に誇りを持ってもらう」の3つをコンセプトにしたホテルは、31年4月のオープンを目標にする。

 10部屋程度で、車イスでも入りやすい介護用ベッドや、風呂にもリフトを装備するなどバリアフリーにし、従業員がヘルパー介護の資格をもっているようにすることも計画している。

 現在、奈良市内で土地を探すなど計画実現に向けて取り組みを進めている。山本さんは「地域とともにあるホテルを絶対につくる」と力強く語っている。

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