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サイバーセキュリティーで提携 パナソニックと東京海上日動 製品購入に応じて保険料安く

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サイバーセキュリティーで提携 パナソニックと東京海上日動 製品購入に応じて保険料安く

パナソニック本社=大阪府門真市 パナソニック本社=大阪府門真市

 インターネットを通じたシステムの破壊や情報抜き取りなどに対抗する「サイバーセキュリティー事業」で、パナソニックと東京海上日動火災保険が提携交渉に入ったことが20日、分かった。パナソニックのサイバー防衛に関するサービスを購入した企業は、東京海上が販売する「サイバーリスク保険」の保険料が安くなるようにする。業種の枠を超えて提携することで、顧客の囲い込みを図る。

 両社は今年4月までに内容を詰めて、年内にも共同で事業展開したい考え。サイバーセキュリティー分野で、家電メーカーと損保が提携するケースはまれという。

 パナソニックは昨年から、工場向けにサイバー攻撃に対する防衛技術を販売。今年4月からは、家電やカーナビゲーションシステムなどインターネットの接続機能を持つ製品のウイルス感染を遠隔監視できるサービスを他のメーカーに外販する。

 一方、東京海上は平成27年2月から、企業がサイバー攻撃を受けた場合に、調査費や損害賠償請求訴訟などに関する費用を補償する「サイバーリスク保険」を販売している。保険料は売上高が5億円の企業で賠償責任の上限を10億円に設定した場合、年額20万~85万円程度。企業が実施しているセキュリティー対策の内容に応じ、保険料を最大30%安くする仕組みも取り入れている。

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