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【センバツ】「三十二の瞳」中村、夢散る インフル禍も乗り越え、粘りのプレーで健闘

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【センバツ】
「三十二の瞳」中村、夢散る インフル禍も乗り越え、粘りのプレーで健闘

中村(高知)の選手=甲子園球場(村本聡撮影) 中村(高知)の選手=甲子園球場(村本聡撮影)

 選手16人の中村は、再び旋風を起こせなかった。昨秋の高知大会で明徳義塾を倒して優勝し、乗り込んだ甲子園。前橋育英に力負けしたが、横山監督は「完敗だが、集中力を切らさず粘り強く戦えた」と選手たちをねぎらった。

 意地をみせたのは0-5の九回。2死三塁で岡上が「とにかくつなごうと思った」とたたきつけた打球は二塁手の手前で大きくバウンドして適時打となり、一矢報いた。守っては無失策で、引き締まった試合を演じた。

 40年前の1977年の選抜大会は初出場ながら準優勝。部員12人の快進撃は「二十四の瞳」と称された。

 今回は大会開幕前に、捕手の中野ら4人がインフルエンザを発症する災難に見舞われたが、選手16人と4人の女子マネジャーが団結。ピンチを乗り越えて晴れ舞台でプレーしたエース北原は「知らなかった世界を知れた。夏に向け課題と収穫が見つかった」と早くも次の飛躍を誓った。(吉原知也)

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