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「火薬庫」と呼ばれた関西金融業界 バブル崩壊越え、また再編の波 地銀3行統合

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「火薬庫」と呼ばれた関西金融業界 バブル崩壊越え、また再編の波 地銀3行統合

近畿大阪銀行本店があるりそなグループ大阪本社ビル=大阪市中央区(南雲都撮影) 近畿大阪銀行本店があるりそなグループ大阪本社ビル=大阪市中央区(南雲都撮影)

 13年に大和銀行(現りそな銀行)、奈良銀行とともに、後にりそなグループとなる大和銀ホールディングスを設立。当時は不良債権問題による金融不安が高まる中、ほかの地域金融機関を巻き込む再編の核になるとみられていた。

 同年に一部営業譲渡されたなみはや銀行は、破綻寸前だった福徳銀行と、なにわ銀行が旧大蔵省主導による「特定合併」で10年10月に誕生。預金保険機構を通じて資金支援を受けたが、設立からわずか10カ月後に破綻した金融機関だった。

 不良債権が重しとなり、りそなは15年7月、預金保険法に基づき1兆9600億円の公的資金の注入を受け実質国有化された。グループの公的資金残高はピーク時には3兆1280億円にも上っていたが、27年6月にようやく完済した。

 関西アーバン銀、みなと銀、近畿大阪銀による新たな地銀グループは、りそなホールディングス主導のもとで、今後、再編準備が進む見通しだ。

■近畿大阪銀行■平成28年12月末時点の預金量は3兆2322億円、貸出金は2兆3623億円。京阪神などに118店舗を展開し、従業員数は2171人。本店は大阪市中央区備後町のりそなグループ大阪本社ビルにある。

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