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「天ぷらは溶けるようでおいしい」紀州湯浅のシロウオまつり開催、約4千人の観光客でにぎわう

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「天ぷらは溶けるようでおいしい」紀州湯浅のシロウオまつり開催、約4千人の観光客でにぎわう

シロウオ漁を体験する子供ら=和歌山県湯浅町 シロウオ漁を体験する子供ら=和歌山県湯浅町

 和歌山県の湯浅町と広川町を流れる広川で行われる春の風物詩「シロウオ漁」の時期に開かれる毎年恒例のイベント「紀州湯浅のシロウオまつり」(同まつり実行委員会主催)が19日、湯浅町の島之内商店街周辺で開かれた。町内外から集まった約4千人の観光客は、シロウオ漁を体験したり、地元住民が販売するシロウオ料理の味を堪能したりしていた。

 両町で約400年前に始まったとされる伝統漁法「シロウオ漁」は毎年2月中旬から3月末まで、地元漁師らが川の中に建てたやぐらの上から、竹を組んだ「四つ手網」と呼ばれる専用の漁具を使って、泳ぐシロウオをすくい上げる漁。

 この日は、広川付近で漁師が観光客を前にシロウオ漁を披露。また、実際に漁に挑戦してもらう体験会も実施。観光客らはやぐらの上で、重い網を懸命に持ち上げ、シロウオがかかると「取れた!」と歓声を上げていた。

 また、同商店街では、シロウオの天ぷらや炊き込みご飯など、地元で親しまれる料理を販売する出店約20店が並んだ。生のシロウオをポン酢につけて丸のみする「おどり食い」体験が楽しめるブースなども設置され、家族連れら大勢の観光客でにぎわった。

 家族3人で訪れた同県有田市の会社員、畑中泰士さん(51)は「シロウオ漁は想像以上に難しかった。シロウオの天ぷらは口の中で溶けるようでおいしかった」と笑顔で話していた。

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