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【橋本奈実の芸能なで読み】柚希礼音がズキュンときた1行のフレーズ「自分が楽しんでいるか」 プロの仕事に学ぶ

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【橋本奈実の芸能なで読み】
柚希礼音がズキュンときた1行のフレーズ「自分が楽しんでいるか」 プロの仕事に学ぶ

インタビューに答える柚希礼音=大阪市北区(恵守乾撮影) インタビューに答える柚希礼音=大阪市北区(恵守乾撮影)

心折れそうになったとき、ふと見た雑誌に…

 キャリアを重ね、忘れかけていたことがある。“仕事の意味”を思い出させてくれた取材が、このほど2件ありました。

 まず、公演ごとに取材をさせていただいている、元宝塚歌劇団星組トップで女優の柚希礼音(ゆずき・れおん)さん。今回は、コンサート「REON JACK2」の取材でお会いしました。その詳細は、今サイトの「歌劇な人々」で書いていますので、よろしければ見てくださいね。

 宝塚時代、“レジェンド”と呼ばれた柚希さんは、大人の男性も演じられる、男らしい男役でした。もっとも在団中から、取材時に垣間見る素顔がチャーミングな女性でしたし、退団後は無理することなく、「等身大の自分」になったように見えていました。

 だが、実は「ずっと手探り状態で、スタッフさんたちと進んできました」。特に、ブロードウェーの鬼才マイケル・メイヤーが演出を手掛けた前回の主演公演「お気に召すまま」は、男装があるとはいえ、芝居で初めての女性らしい女性の役。シェークスピア作ゆえ、せりふも古典的な言い回しで大量だ。

 「昨年12月あたりの稽古中は、本当にできるのか、覚えられるのか、この役でお客さまの前に出ていいのかと不安で。心折れそうになりました」と振り返る。

 そんな折、ふと見た雑誌の何気ない、“たった一行のフレーズ”に目が止まった。「本人が楽しんでいるかどうか」と書かれていた。「(心に)ズキュンと来ましたよ。『お気に召すまま』を自分が一番楽しんで演じるんだ、とその日から、急に前向きになった(笑)。道が開けました」

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