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被災地、岩手・大槌町の郷土芸能「城山虎舞」 大阪・民族学博物館で披露

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被災地、岩手・大槌町の郷土芸能「城山虎舞」 大阪・民族学博物館で披露

国立民族博物館で披露された「城山虎舞」=19日午後、大阪府吹田市(彦野公太朗撮影) 国立民族博物館で披露された「城山虎舞」=19日午後、大阪府吹田市(彦野公太朗撮影)

 岩手県の三陸沿岸に伝わる郷土芸能「虎舞(とらまい)」の公演が19日、大阪府吹田市の国立民族学博物館で開かれた。東日本大震災の被災地の郷土芸能を知り、継承や支援のあり方を考えるのが目的。約350人が迫力ある踊りに見入った。

 虎をかたどった頭と幕を被り、お囃子や太鼓に合わせて踊る。演舞を行ったのは同県大槌町で平成8年から活動している「城山虎舞」という団体。震災による津波で拠点だった町の会館が被害を受け、衣装、太鼓なども失ったが、全国から道具を集めて被災1カ月後には避難所で公演を再開した。

 この日は、ゆったりとしたテンポで虎が遊び戯れる「矢車」や、2匹の虎が暴れ狂う「跳ね虎」など、虎の様子を繊細な動きで表現した7演目を披露した。代表の菊池忠彦さん(51)は「支援への感謝を込めて踊った。今後は次の世代に郷土芸能を伝えていきたい」と話した。

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