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【センバツ】履正社・安田に大器の片鱗 「よし、やったろう」フェンス直撃二塁打で追加点

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【センバツ】
履正社・安田に大器の片鱗 「よし、やったろう」フェンス直撃二塁打で追加点

9回、左適時二塁打を放ち、二塁上でガッツポーズをする履正社(大阪)の安田尚憲=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也) 9回、左適時二塁打を放ち、二塁上でガッツポーズをする履正社(大阪)の安田尚憲=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也)

 履正社は12-5で日大三に快勝。九回2死からの集中打で一挙7得点。前評判通りの破壊力で大勝した履正社打線の中で、高校通算49本塁打を誇る安田が最後に大器の片鱗をのぞかせた。

 第4打席までは日大三の先発桜井が投じるスライダーに翻弄され、無安打3三振。「直球と同じ軌道で来て、急に曲がって落ちる。これまで見た中で一番すごい」。昨秋の東京大会決勝で、清宮(早実)が5打席連続三振を喫した左腕に手も足も出なかった。

 1点を勝ち越し、なお2死二塁で迎えた九回の第5打席。中堅守備から再登板した桜井に対して「よし、やったろう」と直球一本に狙いをしぼって打席に入り、外角直球を逆方向へ。打球はぐんぐん伸びて左翼フェンス直撃の適時二塁打。豪快なスイングから放たれた鋭い弾道に、満員の観客席がどよめいた。

 本塁打のほとんどが右翼方向というプルヒッター。頂点に立った昨秋の明治神宮大会後、中堅から左方向に打球を飛ばす練習を徹底してきたとあって「冬のトレーニングの成果」と胸を張った。

 初めての甲子園だった昨夏は12打数4安打の記録を残したが、一発はお預け。「昨夏に打てなかったホームランを打ちたい」。清宮と並び称される高校球界屈指の長距離砲。次こそは聖地にどでかいアーチを描いてみせる。(上阪正人)

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