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米映画「沈黙 サイレンス」舞台に潜伏キリシタン資料館開設 長崎市外海地区

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米映画「沈黙 サイレンス」舞台に潜伏キリシタン資料館開設 長崎市外海地区

 江戸時代のキリシタン弾圧を描いた米映画「沈黙 サイレンス」の舞台となった長崎市外海地区で19日、禁教下でひそかに信仰を守り続けた人々が用いた祈りの道具などを展示する「外海潜伏キリシタン文化資料館」がオープンした。

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)の世界文化遺産登録に向けて、機運を盛り上げようと地元住民団体が設立した。

 信仰の対象の「マリア観音」や、幕末から明治時代にかけて外国人の神父らが配布したとみられるロザリオなど約30点を展示。黒崎教会の近くにある空き家を改修し、展示スペースとした。

 開館式に出席した田上富久市長は、潜伏期の歴史は解明が進んでいなかったとした上で「信仰が育まれた地域の皆さんが伝えようとする意義は大きい」とあいさつした。

 開館は土日祝日の午前9時~午後4時で、平日は予約が必要。入館料は200円、中学生以下は無料。問い合わせは住民団体代表で館長の松川隆治さん、電話090(2713)5259。

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