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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】WBC勝利が示す日本の危機 東京五輪並み重要な「野球クジ」

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
WBC勝利が示す日本の危機 東京五輪並み重要な「野球クジ」

WBC強化試合阪神対オーストラリアの3回、安打を放つ阪神の鳥谷=3月4日、京セラドーム大阪(山田喜貴撮影) WBC強化試合阪神対オーストラリアの3回、安打を放つ阪神の鳥谷=3月4日、京セラドーム大阪(山田喜貴撮影)

 日本プロ野球界では2015年から2016年にかけて、巨人の複数の選手などで野球賭博問題が起こりました。コミッショナー裁定で巨人の3選手などが契約解除されました。その後は反社会的勢力排除への取り組みなど、球界をあげて再発防止に取り組み続けています。こうした背景から野球クジの導入にはアレルギー反応を示す関係者もいるのですが、システムの複雑化などでクリーンな活用を訴える“流れ”になりそうですね。

 財源を生み出すことで日本の野球界の底辺を拡大し、新たな時代を構築する。4年後の東京五輪での金メダル獲得に向けた強化策の資金とする…などなどがWBC大会後の日本球界で議論となりそうなのです。こうした状況が待ち構えている中で阪神球団首脳はまずは情報収集を行い、タイガースとしてのスタンスを定めておかなければならないでしょう。

 さて、最後に少しだけ金本阪神についての話題に触れておきましょう。先週のコラムではドラフト1位の大山の開幕スタメンが濃厚では…と書きました。しかし、ウエスタン・リーグ開幕前の16日に二軍落ち。金本監督は「ある程度、予定通りで。イチから体力作り。きょうから。まずはしっかり振る力をつけ、体を大きく強くしようということで。一応、オールスターぐらいまでに4、5キロ、筋力だけで増やして、体重を」と話しました。大山を長期スパンで育成する方向に舵を切ったということでしょう。

 しかし、これで開幕スタメン三塁はどうなるのでしょう。キャンベルは左手首腱鞘(けんしょう)炎が治り切らず、これも開幕絶望。最近では中谷が三塁の守備練習に取り組み始めましたが、急造の三塁は不安でしょう。結局、鳥谷か糸原なのでしょうね。開幕の広島戦(マツダ)の相手先発は左腕ジョンソンでしょう。外野の3人が左打ち。そして、鳥谷か糸原も左打ち。なんとも不安感が拭えません。

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