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【世界ミニナビ】韓国世論は「日韓合意破棄」を熱望か…次期大統領選は「親北」「反日」も過熱必至

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韓国世論は「日韓合意破棄」を熱望か…次期大統領選は「親北」「反日」も過熱必至

10日、ソウルの憲法裁判所近くで機動隊と衝突する韓国大統領を罷免された朴槿恵氏の支持者ら。次期大統領選は左派系同士の戦いになりそうだ(聯合=共同) 10日、ソウルの憲法裁判所近くで機動隊と衝突する韓国大統領を罷免された朴槿恵氏の支持者ら。次期大統領選は左派系同士の戦いになりそうだ(聯合=共同)

 世論調査では、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表、同党所属の安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事が1、2位でリードしている。保守系から期待されていた黄氏は支持率で3位だったが、出馬辞退となり大統領選は左派系候補による戦いになる見込みだ。

 左派同士の戦いになれば、他候補との違いを示そうと、より親北朝鮮、対日強硬路線の政策を打ち出す候補者が出てくる可能性も高くなる。

 米政府関係者は選挙一般の傾向に関し「実際の政策内容に色を付けてアピールすることはある」と指摘するが、若者世代も日本への憎悪を抱く反日教育を続けてきた韓国において、大統領選での合意破棄の争点化は、日本に対する強硬路線を次期大統領に促す恐れがある。

関係悪化を覚悟も

 日本政府は日韓合意を維持して北朝鮮の核・ミサイル問題、中国の海洋進出問題などで韓国との連携を深めたい意向だが、日韓関係の悪化を覚悟する声も多い。

 左派政権の誕生となれば、日韓合意が破棄されない場合でも、国際条約に反して日本大使館や総領事館前に設置された慰安婦像問題の解決は見通せない。

 日本政府高官は、改善に向かっていた日韓関係の停滞に、こうため息を漏らした。

 「日韓合意が無視されるようであれば、しばらく韓国との関係は放置せざるを得ない」

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