産経WEST

大相撲、稀勢フィーバーに沸く浪速の春 前売り完売、当日券は徹夜の列

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


大相撲、稀勢フィーバーに沸く浪速の春 前売り完売、当日券は徹夜の列

エディオンアリーナ大阪に入る稀勢の里 エディオンアリーナ大阪に入る稀勢の里

 幕内の取組に懸けられる懸賞数も記録的。相撲協会担当者によると、初日時点で力士の手取りが1本5万6700円の懸賞の今場所の総本数は1900本に迫る見込み。地方場所最多だった昨年春場所の1672本を上回りそうだ。懸ける力士を指定する懸賞本数はやはり稀勢の里が最多で約300本。新横綱も初日から17日まで6連勝とファンの後押しに応える。

新星宇良人気も

 若き新星も土俵を沸かせている。ご当所場所で入幕した宇良だ。関学大から初めて角界入りし、2年前に初土俵を踏んだ春場所に幕内力士として帰ってきた。所要12場所は年6場所制となった昭和33年以降で朝青龍らと並び7位の速さ。土俵際での驚異的な粘りや多彩な技で、知名度はすでに角界屈指といえる。

 夫婦で観戦に訪れた兵庫県三田市の会社員、井木信吾さん(56)は「稀勢の里にはぜひがんばってもらいたいし、宇良は十両のときから応援していたので、とても楽しみ」と土俵に声援を送っていた。

 大阪は江戸時代から東京とは別に「大坂相撲」を催していた伝統があり、ひいき筋をあらわす「タニマチ」の語源になったとされる街。大相撲とは以前から縁が深い土壌がある。今年から春場所担当部長を務める伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)(56)は例年以上の盛況に「大阪自体が相撲に理解のある場所。相乗効果もあってのことで、大阪のファンに感謝している」と話している。

このニュースの写真

  • 大相撲、稀勢フィーバーに沸く浪速の春 前売り完売、当日券は徹夜の列

「産経WEST」のランキング