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大相撲、稀勢フィーバーに沸く浪速の春 前売り完売、当日券は徹夜の列

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大相撲、稀勢フィーバーに沸く浪速の春 前売り完売、当日券は徹夜の列

エディオンアリーナ大阪に入る稀勢の里 エディオンアリーナ大阪に入る稀勢の里

 浪速の春の風物詩、大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)が例年以上の活況を呈している。19年ぶりに誕生した日本出身横綱稀勢の里(30)や大阪出身で技巧派として知られる新入幕の宇良(24)ら人気力士の活躍でチケットはかつてないほど入手困難な状況が続き、懸賞数も過去最高の勢い。会場には熱気が充満している。(大宮健司)

満員札止め

 「こんなことは初めてではないか」。日本相撲協会の幹部を驚かせたのが前売り券の売れ行きだ。2月5日に販売開始され、約2時間半で初日から千秋楽まで全15日間分が完売。場所に入っても約200枚の当日券を求めて徹夜で並ぶ人までおり、すぐ売り切れる。横綱白鵬、大関豪栄道の休場という残念なニュースはあったものの、12日初日からの「満員札止め」が15日間続くのは確実とみられる。

 来場者のお目当てはやはり稀勢の里だ。1月の初場所で初優勝し、三代目若乃花以来となる国内出身新横綱へ昇進。平成12年春場所の貴乃花、曙、武蔵丸、若乃花以来17年ぶりとなる4横綱時代への扉を開いた。

 2月末の来阪後、大阪市港区の稽古場には連日、新横綱の姿を一目見ようとファンが殺到。場所前の休日には約300人が詰めかけた。稀勢の里も「デビューしたのがここだし、新十両を決めたのも、新関脇もそう。思い入れがある」と大阪への縁を語っていた。

 存在感は際立っている。雲竜型の堂々とした横綱土俵入りには先輩横綱より大きな歓声。会場のグッズ売り場では名前入りの応援タオルが飛ぶように売れているといい、販売員は「稀勢の里は初日から仕入れた分がすべて売れている」とホクホク顔だ。

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