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サクラサクカ 西宮市、ネパール地震の復興支援で苗贈る

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サクラサクカ 西宮市、ネパール地震の復興支援で苗贈る

苗木の根を洗い発送の準備をするボランティアら=西宮市鳴尾浜の「花工房」(市提供) 苗木の根を洗い発送の準備をするボランティアら=西宮市鳴尾浜の「花工房」(市提供)

 平成27年4月に発生したネパール地震の復興支援のため、兵庫県西宮市は植物バイオテクノロジーで増殖してきた市独自の桜の苗を同国の被災地に送った。桜は現地で植栽されるという。

 桜は、市植物生産研究センター(同市北山町)が育成した「西宮権現平桜」と「夙川舞桜」の各15本。和歌山県白浜町の「権現平桜」から派生させた西宮権現平桜は白色で大輪の花を咲かせる。夙川舞桜は西宮市の夙川周辺の桜の中から自然交雑した桜で8~12枚の花びらをつけるのが特徴という。これまでに東日本大震災の被災地などにも提供されている。

 8千人を超える死者が出たネパール地震の被災地を支援する神戸市のNGO「ネパール震災プリタム実行委員会」の要請を受けて、市が桜の苗木を提供することになった。

 同センターの関連施設「花工房」(同市鳴尾浜)では、職員やボランティアらが高さ約1メートルに育った苗の根を洗浄し、梱包(こんぽう)作業を行った。

 ネパールの被災地に提供された苗木は、順調に生育すれば2~3年で花を付けるという。市花と緑の課の担当者は「美しい桜の花を見て、現地の人々が少しでも心を和ませてくれたら」と話している。

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