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【田淵幸一物語・第2部(15)】南海・野村が「一刀両断」 打てないことから来る焦りが原因

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【田淵幸一物語・第2部(15)】
南海・野村が「一刀両断」 打てないことから来る焦りが原因

内角球はこうして打て! 田淵にアドバイスを送った南海・野村 内角球はこうして打て! 田淵にアドバイスを送った南海・野村

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 3月に入っても田淵のバットからは一向に快音が聞こえない。

 8日、大阪球場での南海戦。この時期から各チーム主力投手が登場。南海はエースの皆川睦夫が先発のマウンドに立った。

 「7番・捕手」で出場した田淵は二回、いきなり皆川の初球、内角低めのストレートを叩いた。打球は左翼ポールの左へ。なんと場外へ飛び出す大ファウル。久々の快音だ。だが、喜びも一瞬だった。2-1からの内角シュートを左手に当ててプロ初の「死球」。結局この日は3打数1安打2三振1死球に終わった。

山本浩二、富田勝に先を越された田淵

 「プロ1号」はいつ飛び出すのか-。そうこうしている間に、他の“三羽烏”に1号ホームランが飛び出した。9日の東映戦で広島の山本浩二が七回、松本から内角高めの速球を左翼中段へ豪快に一発。そして11日には南海の富田勝がサンケイ戦で八回1死一塁からエース戸田の内角スライダーをこれまた左翼中段へ放り込んだ。

 「ホームランが出てホッとしてます。浩二も同じ気持ちでしょう。でも、田淵にホームランがでないのはおかしいですよ。あいつは僕らよりずっと実力があるのに…」

 なんとも優しい男である。優しいといえば、富田家は父親の務めていた会社が倒産し、長い間長屋暮らしが続いていた。富田は南海との契約金1千万円で両親のために兵庫・夙川の高級住宅地に新居を建てたという。

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