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和歌山毒カレー事件、再審可否を29日に決定 地裁が関係者に通知

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和歌山毒カレー事件、再審可否を29日に決定 地裁が関係者に通知

 和歌山市で平成10年に発生した毒物カレー事件で死刑が確定した林真須美死刑囚(55)の再審請求について、和歌山地裁が可否の決定を今月29日午後3時に出すと関係者に通知したことが17日、分かった。弁護団が15日に連絡を受けたと明らかにした。

 林死刑囚は捜査段階からカレー事件への関与を一貫して否定。21年5月に最高裁で死刑が確定し、同年7月に再審請求していた。

 弁護団は被害者の毒物中毒を起こしたヒ素の鑑定手法の問題点などを再審開始要件の「無罪を言い渡すべき新証拠」と主張。当初実施されたヒ素の分析手法に関する鑑定を独自に京都大の研究者へ依頼した結果、現場の祭り会場付近に残った紙コップに付着していたヒ素と林死刑囚の自宅などで見つかったものは組成が異なるなどと訴えた。

 また、事件発生当時に林死刑囚と行動を共にしていた次女の証言などから、林死刑囚しかカレー鍋にヒ素を混入する機会がなかったとする確定判決も誤りだとしていた。

 確定判決によると、林死刑囚は和歌山市園部の夏祭り会場のカレー鍋にヒ素を混ぜ、男女4人を殺害した。

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