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強要罪の山口組系組長が無罪「仲裁目的で恐怖心ない」 神戸地裁

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強要罪の山口組系組長が無罪「仲裁目的で恐怖心ない」 神戸地裁

 知人男性(24)とトラブルになったバーの20代男性店長に危害を加える姿勢を示し、無理やり謝罪させたとして、強要罪に問われた指定暴力団山口組系組長(51)に神戸地裁(空閑直樹裁判官)は17日、「被告の言葉はけんかの仲裁が目的で、恐怖心を与えるためではなかった」として無罪(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 判決によると、組長は昨年12月23日未明、神戸市兵庫区の店などで、知人男性らと店長を取り囲み「謝ったら済む話やんけ」と言ったり、知人にも「一緒に懲役いったるから、はよいかんかい」とけんかをあおったりした。知人は店長に以前言われたことに立腹していた。

 空閑裁判官は判決理由で、組長は、知人が立腹した事情を詳しく知らなかったと指摘。「店長もどのような危害があるか具体的な認識がなかった」と述べた。

 神戸地検の永幡無二雄次席検事は「判決を検討し適切に対処したい」とコメントした。

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