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駅で頭突き、男性に無罪 防犯カメラ映像が決め手 大阪地裁

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駅で頭突き、男性に無罪 防犯カメラ映像が決め手 大阪地裁

利用客の多い地下鉄なんば駅=(永田直也撮影) 利用客の多い地下鉄なんば駅=(永田直也撮影)

 地下鉄の駅で乗客に頭突きをしたとして、傷害罪に問われた会社員の男性被告(54)=大阪府=の判決公判が15日、大阪地裁で開かれた。渡部五郎裁判官は犯行現場近くの防犯カメラ映像を根拠に「男性を犯人と認定できないのは明白だ」として、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。

 男性は昨年4月22日夜、大阪市営地下鉄なんば駅(大阪市中央区)のホームで、乗客の20代男性に頭突きをして、顔面打撲などのけがをさせたとして起訴された。男性は捜査段階から一貫して「人違いだ」と否認していた。

 判決理由で渡部裁判官は、現場付近の防犯カメラ映像から、犯行があったその時間に、男性とみられる人物が現場から約14メートル離れた位置にいることが確認できると指摘。男性を犯人とする被害者の供述について「信用性に重大な疑問がある」と判断した。

 府警の宮田雅博刑事総務課長は「判決内容を精査し今後の捜査に生かしたい」とのコメントを出した。

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