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クラシカル霊柩車“絶滅”の危機…火葬場入場禁止の自治体も 「走る寺」アジア仏教国では人気

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クラシカル霊柩車“絶滅”の危機…火葬場入場禁止の自治体も 「走る寺」アジア仏教国では人気

 宮型はピークの平成12年には約2150台あったというが、その後減少。21年ごろに洋型を下回った。料金体系は宮型、洋型ともに距離10キロで2~5万円程度だが、近年は減少傾向が続く。

 全霊協が16年ごろに加盟業者の協力で行った調査では、全国150以上の火葬場がすでに宮型の入場を規制していた。大阪府枚方市や埼玉県越谷市は条例で火葬場への出入りを禁止。宮型霊柩車を敬遠する住民に配慮する自治体が増えている。

自宅での葬儀減少…死生観の変化が原因?

 『霊柩車の誕生』の著書がある国際日本文化研究センターの井上章一教授によると、宮型は大正期、大阪の会社「駕友(かごとも)」が始めたのが通説とされるが、今年1月に倒産したセガワや他県の業者が元祖とする説もあるようだ。

 大正末期、路面電車が普及すると、棺を輿(こし)で担いで自宅から墓地まで葬列をなす「野辺の送り」が線路をふさぐ迷惑行為とされ、一方で自動車の普及で火葬場が郊外に増えたため、遺体を運ぶ役目は輿から車に代わった。井上教授は「当初は、死体を車の積み荷にするようなやり方は抵抗があったが、車を使うしかない背景もあり、せめて飾りを付けようと始まったのが宮型」と説明する。

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