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国鉄時代から57年…さよなら「キハ20」 倉敷・水島臨海鉄道で19日ラストラン

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国鉄時代から57年…さよなら「キハ20」 倉敷・水島臨海鉄道で19日ラストラン

水島臨海鉄道の「キハ20系」気動車。ファンに惜しまれつつ19日に引退する=岡山県倉敷市 水島臨海鉄道の「キハ20系」気動車。ファンに惜しまれつつ19日に引退する=岡山県倉敷市

 旧国鉄時代から57年間走り続け、岡山県倉敷市の水島臨海鉄道では1両だけ残っていた「キハ20系」気動車が引退することが決まった。19日に最終の「さよなら列車」運行を行う。

■地球を何周? 走行310万km…

 同車両は昭和35(1960)年製。旧国鉄時代は香川、愛媛県内の各気動車区に所属し、水島臨鉄には63(1988)年に譲渡された。ピーク時には同じ20系12両が水島の工業地帯などを日々往来した。

 しかし、老朽化で次第に姿を消し、4両になった平成26年に定期運用から外れると、うち3両が廃車に。残る1両がイベントなどで年間10日ほど運行された。

 今月末に検査期限が迫り、通算約310万キロの走行距離などから修理には最大約1千万円の費用も想定され、安全面も考慮して引退が決まったという。

 最終日は午前8時45分から同鉄道水島駅で、地元園児が乗務員に花束贈呈するなどの記念式典を実施。同9時11分発の倉敷市駅行き便を見送る。午前中に両駅間を2往復するが、乗車は事前申し込み者限定。倉敷市駅では記念品も販売する。

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