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京都・北野天満宮の御神木の梅 約350年前に接ぎ木か

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京都・北野天満宮の御神木の梅 約350年前に接ぎ木か

組織培養に成功した梅の苗木と、約350年間に接ぎ木をした可能性がある飛梅=京都市上京区の北野天満宮(北崎諒子撮影) 組織培養に成功した梅の苗木と、約350年間に接ぎ木をした可能性がある飛梅=京都市上京区の北野天満宮(北崎諒子撮影)

 北野天満宮(京都市上京区)にある推定樹齢350~400年の御神木「紅和魂梅(べにわこんばい)」(通称・飛梅)のDNA鑑定をしたところ、約350年前の江戸時代に接ぎ木された可能性があることが分かったと、同天満宮と住友林業(東京都千代田区)が発表した。橘重十九(しげとく)宮司は「梅の木が歴史的に受け継がれてきた証し」と話している。

 同社が昨年4月に飛梅の葉と根のDNA型を調べたところ、それぞれ異なっていることが判明。幹周りや推定樹齢から、江戸時代に接ぎ木された可能性が考えられるという。

 同天満宮では、特効薬がないウメ輪紋ウイルス(PPV)への感染を防ぎ、種の保存を行うため、平成21年から同社の協力を得て、飛梅の組織培養に着手。平成27年にクローンの作成に成功していた。

 今回の発表に合わせ、同社が約30~160センチに育てた飛梅の苗木が同天満宮に渡された。橘宮司は「これからも飛梅の種の保存を続けていきたい」と話した。

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