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京都・清水寺で法要 東日本大震災から6年

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京都・清水寺で法要 東日本大震災から6年

津波で流された「高田松原」の松で作られた大日如来坐像の前で営まれた法要=京都市東山区 津波で流された「高田松原」の松で作られた大日如来坐像の前で営まれた法要=京都市東山区

 東日本大震災の発生から6年を迎えた11日、京都市内でも清水寺(東山区)の塔頭(たっちゅう)「真福寺」などで震災の七回忌法要が営まれた。

 真福寺の法要では、津波で1本を残して流された、岩手県陸前高田市の国名勝「高田松原」の松を使って作られた「大日如来坐像」(高さ約3メートル)に参列者が手を合わせ、震災の犠牲者をしのぶとともに復興への祈りをささげた。

 大日如来坐像は、陸前高田市の復興プロジェクトの一環で、同市の流出松を仏像に再生しようと京都伝統工芸大学校(南丹市)の仏像彫刻専攻の学生らが中心となって制作し、平成24年5月に清水寺に奉納された。

 このプロジェクトでは、鎮魂と復興への祈りを多くの人に刻んでもらおうと、復興イベント「1万人のひとノミひと削り」を展開。制作中の大日如来坐像を宮城県塩釜市や神戸市などに運び、ブータン国王夫妻を含む約1万1千人がノミを入れたという。

 法要に参列した長岡京市の杉山典子さん(58)は「3月11日は震災を思い出す機会。6年がたつが、他人ごとではない」と話していた。

 大日如来坐像は、今月18日まで真福寺大日堂で特別公開されている。

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