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【田淵幸一物語・第2部(10)】裏目にでた巨人の「裏工作」

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【田淵幸一物語・第2部(10)】
裏目にでた巨人の「裏工作」

いても立ってもいられない? 新幹線を途中下車、箱根・大涌谷で走る田淵 いても立ってもいられない? 新幹線を途中下車、箱根・大涌谷で走る田淵

 11月30日、阪神の戸沢一隆球団社長と佐川直行渉外課長が田淵家を訪れ、当時の規定最高額の契約金1千万円、年俸180万円で仮契約を結んだ。

 『阪神に入団した限りは、幸一はもちろん親族も今までの経緯を一掃し、阪神のために微力を尽くす決意であります』と父親・綾夫が異例の「声明文」を読み上げた。

 そのあとはもうトントン拍子。12月17日に大阪・梅田の阪神電鉄本社で正式契約を済ませると、山本浩二と一緒に、南海入団が決まった富田勝の大阪の実家で2日間、“法政三羽ガラス”最後のお泊まり。そして、東京へ帰る新幹線の中で自主トレを計画し、自宅へ戻らずにそのまま箱根・大涌谷でトレーニングを始めた。

 天真爛(らん)漫(まん)にふるまう田淵。それを追いかけるトラ番記者たち。「ミスタータイガース」への第一歩を踏み出したのである。(敬称略)

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