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地域ごと“生き残り”へ増便、SL走行や買い物列車…攻める三セク「若桜鉄道」

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地域ごと“生き残り”へ増便、SL走行や買い物列車…攻める三セク「若桜鉄道」

2月の大雪…徹夜の除雪で、運行を再開した若桜鉄道。隣は山田和昭社長=2月14日、鳥取県若桜町の若桜駅 2月の大雪…徹夜の除雪で、運行を再開した若桜鉄道。隣は山田和昭社長=2月14日、鳥取県若桜町の若桜駅

 鉄道会社が運行を担い、インフラは自治体が保有する「上下分離方式」が初めて導入された鳥取県の第三セクター若桜鉄道は、度重なる存廃論議を乗り越え、地元の強い願いで存続の道を選んだ。社長公募やイベント開催で注目を集めるが、赤字は解消しない。「対症療法では駄目だ」と、攻めの姿勢で増便を模索し地域再生を目指す。

 IT企業や秋田県の由利高原鉄道での経験を生かし「SL走行社会実験」「お買い物列車」など、次々打ち出した企画は盛況。しかし沿線人口は減り続け、苦しい台所事情は変わっていない。

 山田社長は「地域衰退のストッパーにならなければ」と意気込むが、実情は厳しい。

 スズキの大型バイクと同名の隼駅。住民らが毎年夏に開く祭りには全国からライダーが集まる。駅を守る会の西村昭二会長(72)は「せっかくある鉄道を利用して、沿線が自立できるようになれば」と希望を込めた。

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