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給食の代わりに「炊き出し訓練」…野菜高騰受け中止表明後に撤回

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給食の代わりに「炊き出し訓練」…野菜高騰受け中止表明後に撤回

三重県鈴鹿市の給食センターで行われた炊き出し訓練 三重県鈴鹿市の給食センターで行われた炊き出し訓練

 三重県鈴鹿市は10日、市立の小学校と幼稚園で給食の代わりに非常時用の備蓄食を提供する炊き出し訓練を行った。同市は昨年、野菜価格高騰を理由に2日分の給食中止を表明したが、その後撤回。1日分は献立の見直しで費用を捻出し、もう1日分は炊き出し訓練にするとしていた。

 訓練は給食センターと19校の調理員が対象で、東日本大震災からちょうど6年となるこの時期に合わせた。給食センターや小学校で米を炊き、非常時用のカレーを提供。

 市内の長太小では小学4年の児童が参加。災害時に備え、缶詰などのツナやコーンを使ったサラダを作った。カレーとサラダを食べた渡辺暖大君(10)は「意外と簡単にできた。何かあっても大人に任せるのではなく、自分でも作れるようにしたい」と話した。

 同市の給食を巡っては、市教育委員会が昨年10月に2日分の中止方針を決めたが、保護者らからの反発などを踏まえ見直した。炊き出し訓練の費用は給食費ではなく市が負担した。

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