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「日本ライフ協会」元代表ら3人逮捕 無許可で預託金集めた疑い 大阪・三重府県警

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「日本ライフ協会」元代表ら3人逮捕 無許可で預託金集めた疑い 大阪・三重府県警

 公益財団法人の認定が取り消された一般財団法人日本ライフ協会(東京都、破産手続き中)による預託金の流用問題で、会員から計約2千万円の資金を無許可で預かったとして、大阪府警と三重県警は9日、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで、協会元代表理事、浜田健士容疑者(63)=三重県亀山市上野町=ら元役員3人を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 協会は平成21年に設立され、高齢者らがアパートに入居する際の身元保証や死亡時の葬儀などを支援する「みまもり家族事業」を実施。高齢者を中心に全国の会員約2600人から約10億円の預託金を集めたが、昨年1月に資金の流用が発覚していた。府警は不正の実態解明を進める。

 逮捕容疑は、共謀し26年4月中旬~27年6月下旬、金融庁などの許可を得ず、全国の高齢者ら約40人から預託金名目で計約2千万円を集めたとしている。

 府警によると、浜田容疑者らは預託金を別法人が運営する老人ホームへの貸し付けなどに流用。昨年1月に不正が発覚した時点で、預託金計約8億8千万円のうち約4億8千万円が不足していた。

 内閣府は同3月、協会の公益財団法人の認定を取り消し、大阪地裁は翌4月、破産手続きの開始を決定した。破産管財人によると、保全できた協会の財産は約3億円。協会の代表的な契約プランは約165万円だが、元会員約1900人に返還されたのは平均で約15万円だった。

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