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イトーヨーカドー奈良店閉店へ…長屋王邸宅跡に今度は「観光型複合商業施設」

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イトーヨーカドー奈良店閉店へ…長屋王邸宅跡に今度は「観光型複合商業施設」

閉店することが分かったイトーヨーカドー奈良店=奈良市 閉店することが分かったイトーヨーカドー奈良店=奈良市

 流通大手、セブン&アイ・ホールディングス(HD)が運営する総合スーパー「イトーヨーカドー奈良店」(奈良市)が、平成29年度中をめどに閉店することが7日、関係者への取材で分かった。商業コンサルタント会社「やまき」(東京都)に土地と建物を売却、同社が30年春にも観光型複合商業施設「奈良平城プラザ」(仮称)としてリニューアルオープンする。

 奈良店は15年7月、そごうグループの経営破綻に伴い閉店した百貨店「奈良そごう」跡地に開業。地上5階(一部7階)、売り場面積約3万5千平方メートルで、衣料品店や飲食店など、約50店舗のテナントが入居している。

 場所は平城宮跡南側で、奈良時代の権力者、長屋王の邸宅跡に位置し、約300メートル東側の県営プール跡地には、外資系高級ホテル「JWマリオットホテル奈良」が32年春の開業を予定している。

 やまきは複合商業施設に食料品店のほか、スポーツ施設や簡易宿泊施設も整備する予定で、「売り上げ目標は現状の倍の年間150億円、来場客2千万人」としている。

 セブン&アイは27年10月、業績不振を理由に全国の約40店を32年度までに閉店する方針を発表。奈良店も「これまで通りの営業存続が難しい」(担当者)と判断され、閉店を余儀なくされた。

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