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【衝撃事件の核心】竹30本伐採の「怪事件」 〝犯人〟の正体は意外にも…動機は「秘密基地作り」

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【衝撃事件の核心】
竹30本伐採の「怪事件」 〝犯人〟の正体は意外にも…動機は「秘密基地作り」

ある日、竹30本が伐採されるというナゾの事件の犯人は意外にも… ある日、竹30本が伐採されるというナゾの事件の犯人は意外にも…

 「最初は『何ともひどい人間がいるものだ』と思っていた」と公園事務所の担当者。しかし、実際は少しルールを逸脱した子供の遊び。「『今時、こんな子がいるんだ』と、むしろ事務所内はほほえましい空気に包まれた」と語る。

 公園事務所は伐採された竹30本について、大阪市旭区の城北菖蒲(しょうぶ)園に無償で提供し、竹細工などに有効利用してもらう考えだ。担当者は「社会のルールを知ってほしいのは当然だが、竹は数年でまた伸びてくる」とした上で、「公園側も秘密基地など子供の好奇心をくすぐり、成長につながるような機会をもっと作る必要があるのではとも感じた」と逆に何かを学んだ様子だった。

「危ない」何でも禁止

 近年、「外は危険だから」と子供にGPS付き携帯電話を持たせて常に居場所を確認したり、どこへ行くにも付き添おうとしたりする保護者は少なくない。今は残忍な事件が絶えないだけに仕方ない側面もあるのかもしれない。ただ、大人が子供の行動すべてを監視することが果たして健全な社会といえるのか。

 「大人たちが『危ないから』と子供を管理する社会では、子供が自分の頭で考え、何かを切り開いていく力が育ちにくい」と語るのは、子供の健全な遊び場づくりに取り組むNPO法人「日本冒険遊び場づくり協会」(東京)の正会員、松田秀太郎さん(43)。今は「ボール遊びはしてはいけません」などと制約する公園も多いが、「昔はこうしたルールを明文化してまで禁止する公園は少なかった。社会のすき間があって子供は伸び伸びできた」と指摘する。

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