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元専務「営業秘密でない」、愛知製鋼情報流出事件 愛知県警

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元専務「営業秘密でない」、愛知製鋼情報流出事件 愛知県警

 トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー「愛知製鋼」の磁気センサー情報が流出した事件で、愛知県警に不正競争防止法違反の疑いで逮捕された元専務の本蔵義信容疑者(66)の弁護団は3日、同容疑者が「業者に教えた情報は営業秘密に該当せず、愛知製鋼に損害を与える目的などはなかった」と主張していることを明らかにした。

 本蔵容疑者は平成25年4月、同社開発の「MIセンサ」製造に使う装置の情報を業者に伝えた疑いで、元同社社員の菊池永喜容疑者(63)とともに県警が先月、逮捕した。

 弁護団によると、本蔵容疑者は自ら研究していたセンサーに使う装置と、MIセンサ製造に使う装置は構造や仕様が異なると説明。業者に製造させた装置は一般的な設計技術で対応でき、営業秘密に当たる情報は必要なかったとしている。

 一方、県警捜査2課は「根幹となる技術はMIセンサと酷似している」と分析。業者に納品させた装置を使い、自ら設立した会社でMIセンサの類似品の量産を狙ったとみて調べている。

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