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「任天堂スイッチ」、独自性で勝負 競合は描写力やVRで先行

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「任天堂スイッチ」、独自性で勝負 競合は描写力やVRで先行

ニンテンドースイッチ=3日午前、大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田(山田哲司撮影) ニンテンドースイッチ=3日午前、大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田(山田哲司撮影)

 任天堂が3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は、据え置き型と携帯型を融合するなど、独自性の高い遊び方で勝負し、新たなファン獲得を目指す。高いグラフィックス性能やVR(仮想現実)対応を売りにする他社のゲーム機とは一線を画す戦略で、3月中に200万台の出荷を見込む。

 スイッチは普段はテレビとつなげ据え置き型として遊ぶが、外出時は液晶画面が付いた本体を取り外し、携帯型に早変わりする。コントローラーも特徴的で、それぞれの手に持って使ったり、2人で一つずつ持って対戦したりできる。高精度な振動機能を備え、身ぶり手ぶりを使った遊びもできる。

 3日にいち早く購入した大阪市の男性会社員(28)は「今までと違う操作性を体験するのが楽しみだ」と期待した。

 一方、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「プレイステーション(PS)4」や、米マイクロソフトの「XboxOne(エックスボックスワン)」と比べ、グラフィックス性能が劣り、リアルな映像表現で後れを取る。

 特にPS4は世界累計販売台数が5千万台を超えており、スイッチの最大のライバルとなる。ゲーム業界に詳しいファミ通グループの浜村弘一代表は「任天堂は過去に時代を先取りし過ぎてユーザーがついてこなかったこともあった」と指摘。スイッチの成功は「新しい遊び方が受け入れられるかにかかっている」と話した。

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