産経WEST

【熊本地震】被災写真家らが大阪市で「旅する、熊本写真展」 出品者「悲しみも喜びも、すべて伝えたい」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【熊本地震】
被災写真家らが大阪市で「旅する、熊本写真展」 出品者「悲しみも喜びも、すべて伝えたい」

「永い夜更かし」(前田貴仁さん提供) 「永い夜更かし」(前田貴仁さん提供)

 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城(ましき)町にゆかりのある写真家らによるチャリティー企画「旅する、熊本写真展」が大阪市西区の「スタジオムーエット」で開かれている。震災直後から現在までの様子や震災前の美しい風景など約220点を展示。東京に続き2回目の出展で、代表のカワバタマイさん(35)は「被災した悲しみも、その中で生まれた喜びも全部伝えたい。町にも遊びに来てほしい」と力を込める。

 結婚後、同町に移り住み7年になるカワバタさんは、自宅で写真スタジオを営んでいたが、昨年4月の地震で被災。避難生活を送りながら被災地の写真を撮りつづけたという。変わり果てた風景の中にも、子供たちの笑顔や美しい自然の風景があり、改めてその魅力に気づかされ「いつか写真展を開きたい」と思うようになったという。

 その思いに同県出身や住んだことのある写真家、芸術家ら20~50代の12組のメンバーが賛同。全壊の家や庭、崩れ落ちた町の姿などのほかに、在りし日の商店街や祭りの風景、仮設住宅の夫婦や子供たちの笑顔、雄大な自然美などをとらえた作品は、いずれも悲壮感はなく感動的で少し切なく、心温まる写真ばかりで、希望者には販売も行うという。

 カワバタさんは「がんばろうという言葉に押しつぶされそうな時もあった。だから『がんばりすぎんでよかとよ』というメッセージも込めた。それは誰でもどんな状況でも当てはまるのではないか」と話している。

 5日まで。午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)。入場無料。市営地下鉄長堀鶴見緑地線ドーム前千代崎駅から徒歩約10分。問い合わせはカワバタさん((電)090・8620・1466)。

このニュースの写真

  • 被災写真家らが大阪市で「旅する、熊本写真展」 出品者「悲しみも喜びも、すべて伝えたい」
  • 被災写真家らが大阪市で「旅する、熊本写真展」 出品者「悲しみも喜びも、すべて伝えたい」
  • 被災写真家らが大阪市で「旅する、熊本写真展」 出品者「悲しみも喜びも、すべて伝えたい」

関連トピックス

「産経WEST」のランキング